まだまだ収まる気配のない新型コロナウィルス。
コロナウィルスの影響で、これまで尽力してきた仕事を失い
転職活動を余儀なくされる方も多く、岡山ヒューマンリソースでも
転職相談が今まで以上に増加しています。
そんな中、今まで慢性的に人材不足が続いていた「介護業界」への
転職希望者が増加しています。
また、介護業界からの求人依頼も増加しています。
介護業界への転職希望者が増加しているのはなぜでしょうか?
今回はその理由について詳細を見ていきたいと思います。
『コロナで危機に・・・女性の雇用』
コロナによって営業自粛や時間営業の影響を大きく受けたことにより
女性の活躍が多い 飲食・宿泊、生活・娯楽、製造、卸・小売などは、
とくに売上が大きく落ち込んだと言われています。
上記職種はとくに、非正規雇用として働く女性が多いため
コロナの影響で「働く場所」を失った女性が多いのが現状です。
こうした業種だけはなく、日本経済全体の雇用回復には
時間がかかることが予想されるだけでなく、
「人との接触を避ける新しいライフスタイル」がどんどん提案されることで
デジタル化がさらに進み、今後も働く人員を削減する動きも否めません。
『withコロナに重視した転職』
「withコロナ」という言葉もあるように、
今後もコロナと共存するライフスタイルを想定しなければなりません。
ただ、生きていくためには働くことは必須です。
今後の転職は、今まで以上に「業種の将来性やニーズ」は
大きなポイントになるでしょう。
そんな中「就職難になりにくい職種」のひとつとして
注目が集まっているのが、介護業界です。
![](/wp-content/uploads/2021/11/20211129.png)
『介護職への転職希望者が増えている理由』
総務省のデータによると、日本総人口は、前年に比べ51万人減少している一方、
65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます)人口は、3640万人と、
前年(3618万人)に比べ22万人増加し、過去最高となりました。
(2021年9月15日現在推計)
![](/wp-content/uploads/2021/11/人口及び割合(20211129.jpg)
高齢者の総人口に占める割合は29.1%。この割合は今後も上昇を続け、
2040年には、35.3%にもなると見込まれています。(図1)
![](/wp-content/uploads/2021/11/高齢者割合(20211129).jpg)
(参照) 総務省統計局より
ますます高齢者が増え続ける日本社会の背景を考えると、
介護職へのニーズはますます高まり、「就職難になりにくい職種」
であると予想できます。
また近年では介護施設は増え続けており、様々な施設施設形態や
自宅近くの勤務地も選びやすいのも、介護職を選ぶメリットと
言えるかもしれません。
『経験を活かし国家資格を取得できる』
薬剤師や看護師など・・・多くの医療資格を目指す場合には
その為の学校へ入学し、専門性を学び、資格取得までには
かなりの時間を要します。
介護職の場合は、現場での経験を積み重ね「介護福祉士」の資格取得を
目指すことが可能です。
またさらに「生活相談員」や「ケアマネージャー(介護支援専門員)」の
資格を取得することで、さらなるキャリアアップを目指すこともできます。
一般職では、転職した場合には「1からキャリアをスタートしなければならない」というケースも少なくありませんが、
介護職の場合には介護業界の中で違う会社に転職をしても、
転職先でそれまでの経験を評価されて転職できるケースが
多いと言えるでしょう。
今回は介護職のニーズが増えていることについて解説してみました。
いかがでしたでしょうか。
岡山ヒューマンリソースでは、介護職の経験者はもちろん
これから介護の仕事を初めてみたい!という方にも
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